9月30日 いじめを考える集会 人権の花運動終了式

 9月30日の3校時に「いじめを考える集会」を行いました。
 また,今年度,取り組んだ「人権の花運動」の終了式もあわせて行いました。
 人権教室などで,日頃より大変お世話になっている人権擁護委員の皆さんにご臨席いただきました。
 「人権の花」を大切にお世話することで,子どもたちは「命を大切にする心」や「思いやりの心」などの「優しい心」を育むことができたと思います。本当にありがとうございました。

 本校では,児童会が中心となって,子ども自らが「いじめを許さない」「いじめを見逃さない」取組を進めています。
 学級代表委員が中心となって,全校児童に「いじめをなくすための標語」を募集しました。全員で考えた応募作品の中から,優秀作品を選考して表彰しました。優秀作品を拡大印刷して一年間児童玄関の上に掲示します。また,北海道教育委員会(石狩教育局)の「いじめ・ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」に,今回の「いじめをなくすための標語」の児童全員分を応募します。

 次に,児童会書記局が中心となって制作した「いじめを考えるための劇」のスライドショーを観ました。体調不良でお休みした仲間のために,急きょ代役を引き受けてくれた6年生の優しさとチームワークの素晴らしさに感動しました。

 その後,「どんな学校が楽しい学校なのか」,縦割り班ごとに分かれて,真剣に話し合いました。

 6年生の班長が,全校児童の前で話し合われた内容を堂々と発表しました。

 班での話し合いを中心となって進めたり,立派に発表したりと,6年生の活躍は素晴らしいものでした。5年生以下の下級生もまた,この6年生の姿をみて,学んでいます。異年齢集団による活動を通して,上級生にはリーダーシップと思いやりの心が,下級生には上級生に対するあこがれの気持ちが育ちます。
 八幡小学校には,集会活動を通して「いじめを許さない」「いじめを見逃さない」取組を,子ども自身で考え進めていく伝統があります。

 「人権の花運動」の終了式では,児童会代表の児童から,人権擁護委員の皆さんに「感謝状」を贈りました。児童の考えた感謝の気持ちを紹介します。

 「今年の春,八幡小学校に人権の花をいただきました。お花は,学年ごとにルールを決めて,水やりをしました。みんなで水やりをして,元気できれいなお花を育てることができました。お花を見ているだけで元気が出るので,水やりをするたびに元気を分けてもらいました。
 お花を大切に育てることは,友だちを大切に思うことにつながると思います。みんなで協力して,仲よく楽しい学校を作っていこうと思います。
 きれいなお花をどうもありがとうございました。」

 感動的な素晴らしい内容でした。とても立派でしたね。

 保護者の皆さんにもご参観いただきました。
 ありがとうございました。