3月3日 5年福祉学習

 3月3日(火)の3校時に,総合的な学習の時間で「福祉学習」に取り組みました。
 今回の内容は,「聴覚障がい講座」です。
 聴覚障がいをもたれているご本人,手話通訳の方2名,石狩市保健福祉部障がい支援課の皆さんに来校していただきました。
 実際に手話の指導をしていただきながら,「聴覚障がいについて」学ぶことができました。
 今回の八幡小学校での「聴覚障がい講座」が,平成26年度の4月から数えて,記念すべき100回目の講座となるそうです。始まる前から,何だかとってもうれしい気分となりました。
 
 身の回りにあるもの,あいさつやお礼などの日常会話,自分の名前や自己紹介の仕方などを,手話ではどのように表現するのかを教えていただきました。
 聴覚障がい者の方の指導される内容を,手話通訳の方が同時に音声表現をしながら学習を進めていました。

 子どもたちは,4学年までの国語や総合的な学習で学んだ手話や点字のことを思い出しながら,真剣に学習に取り組んでいました。

 とても一生懸命に,そして意欲的に学習に取り組んでいる姿勢には,講師の皆さんからたいそうお褒めの言葉をいただいたほどです。

 石狩市では,平成25年12月「石狩市手話に関する基本条例」が制定され,平成26年4月1日から施行されています。
 このように,子どもたちが手話を学ぶことで,手話に対する理解が広がってくれることを願っています。もしかしたら,手話通訳者を目指す子が増えてくれるかもしれません。とても大切な学習でした。
 ご支援いただいた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。