2月13日 5年福祉学習

 2月13日(金)の5〜6校時に,総合的な学習の時間で「福祉学習」に取り組みました。
 今回の内容は,高齢者疑似体験と車いす体験です。

 はじめに,高齢者疑似体験の学習では,
   1.重りの付いたベストを着用して,加齢とともに筋力が低下する現象を体験
   2.ひじとひざにサポーターを着用して,関節が曲がりにくくなる様子を体験
   3.腰が曲がったままになるベルトを首からかけて,前かがみの姿勢を体験
   4.装具を身につけて実際に杖をつきながら歩き,階段の上がり下りを体験
 することにより,高齢者の方の歩行が不自由になる様子を学びました。
 また,特別な眼鏡を装着して,加齢により視野がせまくなるなどの体験もしました。

 つぎに,車いすの介助の学習では,
 車いすに実際に乗ったり,2人1組で,悪路に見立てたマットの上で方向転換をしたり,段差を上手に乗り越えたりする体験をしました。

 段差を乗り越えるときの危険性と恐怖感などを実際に体験することで,介助する時の難しさと大切さをしっかりと学ぶことができたと思います。

 小学生のこの時期に福祉について学ぶことで,高齢者の方や障がいをもたれる皆さんに寄り添うことができる「やさしさ」をはぐくんでいければと思います。

 ご支援いただいた石狩市社会福祉協議会の皆さん,ありがとうございました。