12月19日 5年読み聞かせ

 今日の「朝の読み聞かせ」は5年生です。
 今日も,市民図書館の司書さんが読んでくれました。

 はじめの絵本は,「うしはどこでも 『モー!』」です。
 同じ動物でも世界中で鳴き方が違っています。
 いえ,動物は世界中で同じように鳴いているのですが,その鳴き声をどのように言葉で表現するとなると,それぞれの国によって違っているのです。それを楽しく紹介しているのがこの絵本です。子どもたちは,実に楽しそうに聴き入っていました。

 今日は,特別にもう一冊の絵本を読んでいただきました。
 エチオピアのむかしばなし「むらの英雄」です。

 このお話は,以前に国語の教科書に載っていました。
 昭和61年度版と平成1年度版では3年生で学習しました。
 その当時,子どもたちに教えた記憶があります。
 (さらに調べてみると,昭和49年度版だと5年生の教科書に載っていました。)
 今日の司書さんのお話を聴いていると,その当時の授業の様子が思い出され,とても懐かしく感じられました。
 今日の5年生の子どもたちは,どんなことを感じながら聴いていたのでしょうか,とても楽しいお話でした。ありがとうございました。

 今日の本は,
 「うしは どこでも 『モー!』」 
  エレン・スラスキー・ワインスティーン / 作
  ケネス・アンダーソン          / 絵   
  桂かい枝 / 訳

 エチオピアのむかしばなし 「むらの英雄」
  わたなべ しげお / 文   にしむら しげお / 絵
 この「むらの英雄」は「山の上の火」(クーランダー,レスロー文 渡辺茂男訳 土方久功絵)の中の「アディ・ニハァスの英雄」を絵本にしたものです。