認知症って?

今日、5年生の総合的な学習の時間で、『認知症』について学習しました。
総合の福祉分野の授業の一環としての取り組みです。
今回は、認知症サポーター養成講座として石狩市の保健福祉部の方から声をかけていただき、実施の運びとなりました。
5年生では、これまでにも車いす体験や加齢に伴う体の不自由さを実体験する学習もしてきています。
この福祉分野の学習では、体の不自由な人やお年寄りはどのような事に困っているのか、そして、どのように接していけば良いのかについて学習しているところです。

今日は、石狩市地域包括支援センターホットライン21の方から、プレゼンを通して『認知症』の基本について教えていただきました。
その後、実際にどのような場面が想定されるかの「寸劇」で具体的に見せていただき、理解を深めました。

あまりの迫真の演技(リハーサルなしでしたが、お世辞抜きに素晴らしい演技でした)に子どもたちも引き込まれるように食い入って見ていました。
その後、寸劇をもとにしながら、『認知症』への具体的な対応などについて教えていただきました。
そして、授業の最後に認知症サポーターになったことを証明する「オレンジリング」もいただきました。

将来的には、4人に1人がなる可能性もある『認知症』、子どもたちにとっては、少し縁遠い話かもしれませんが、もしどかでそのような方に出会ったら、今日の学習を思い出し、やさしく接してくれたらなと願っています。