道徳の授業

今日、ある学級で道徳の授業を見せていただきました。
テーマは、「家族のことを考えよう」というものでした。
設定では、ある女の子が自分のお手伝いや頑張ったことに値段をつけてお母さんに請求書を渡すというところから始まりました。

お使い代 200円
おそうじ代 200円
習い事を頑張った代 100円
しめて 500円也

さて、これは高いですか?安いですか?または値段をつけられることですか?と、先生は、子どもたちに問いかけました。
子どもたちからは、いろいろな考えが出されました。

では、お母さんからも請求書が届きました。いくらぐらいか、予想してみましょう。

めんどうを見てあげた代は?
病気の時の看病代は?
服やおもちゃ代は?
ごはん・部屋代は?と、問いかけると、総額123万円という予想になりました。
しかし、実は、どれも0円でした。
どうしてかな?という問いに子どもたちは、しばし沈黙・・・・

そこで、ゲストティチャーの登場です。ひとりのお母さんにお願いして、その訳をお手紙にしていただきました。
そして、子どもたちの前でそのお手紙を読んでいただきました。

それを聞いていた子どもたちは、少し気づいた様子です。
そのあと、先生が事前にお願いをして用意していた、全ての家庭のお手紙を子どもたちに渡し、読んでもらうことに。
子どもたちは、神妙な顔で読んでいましたが、ちょっぴり照れくさいような、うれしいような様子でした。。

家族のありがたさに気づいてくれたのではないかと思います。

ゲストティチャーのお母さん、大変ありがとうございました。ご苦労様でした。