石狩渡船

本校のある石狩市八幡地区は、結構歴史が古いということで最近、この地域の歴史について調べています。

その中の題材の一つが、「石狩渡船」です。
私は、実際に乗ったことはないのですが、以前にお話を聞いたことがありました。

そこで、子どもたちにも「石狩渡船」の歴史や様子について知らせてあげたいと思っています。

「石狩渡船」は、この八幡町と石狩本町とを結ぶ、地域の人達にとっては、大変重要な交通路だったようです。
その歴史も古く、今から150年以上前からあったそうです。
地域の方のお話しでは、通勤・通学や通院などでとても重宝していたということです。
ちなみに、渡船がなければ、札幌に出るのに大きく江別を回らなければならないということでした。
 しかし、石狩河口橋の完成によって、その役目も終わり、1978年(昭和53年)に廃止になりました。

廃止から33年が経過し、その歴史も忘れ去られようとしていますので、今後、地域の人に教えていただきながら、「石狩渡船」の歴史について、少しでも子どもたちに語り継いでいけたらと思っています。