12月7日 第2回学校教育指導

 12月7日,北海道教育庁石狩教育局の指導主事の先生と,市教育委員会の学校教育主事の先生が来校されました。
 はじめに,校長,教頭,研究担当教諭より,
 本校の学校教育活動について,平成28年度全国学力・学習状況調査の結果,分析・考察に基づく学校改善プランについて,家庭学習の取組について,校内研究について説明し,ご指導・ご助言をいただきました。

 つぎに,本校の教育環境や子どもたちの授業の様子を参観していただきました。


 落ち着いた雰囲気の中で,真剣にそして楽しそうに授業に臨む子どもたち。





 子どもたちが自然と学びに向かう,さまざまな仕掛けが散りばめられた校内掲示・展示などの学習環境。
 子どもたちのために,一生懸命に教える先生たちの姿をみていただきました。

 5年生の研究授業では,石狩市教育委員会で進めている「防災教育プロジェクト」と連携した授業が公開されました。
 単元名「国土の自然とともに生きる」の中の「自然災害と共に生きる」の授業です。
 この学習を通して,「石狩市で起こりうる水害をもとに,災害を自分ごととしてとらえさせたい。」と考えました。

 本校では,「言葉の力を実感し,主体的・協働的に学ぶ児童の育成」を目指して授業研究に取り組んでいます。
 子どもたちの「言葉をつかいこなす力」,「語彙力(ごいりょく)の向上」を目指します。
 子ども同士が自分の考えや思いなどを本音で語り合える「支持的風土のある学級づくり」を目指しています。
 「インクルーシブ教育の充実」を目指して,合理的な配慮にもとづいた「ユニバーサルデザインの視点による授業づくり」を進めています。

 今回の学習では,「水害から命を守るための安全な『避難ルート』について考え,表現する。」ことをねらいとしました。

 指導主事の先生方,本校の教職員,「石狩市防災教育プロジェクトチーム」に関わる皆さんなど,おおぜいの先生方が見守る中,子どもたちは,実に一生懸命に学習に取り組んでいました。

 グループ内での話し合い活動や全体での発表もしっかりとできました。





 外部講師の方のお話もしっかりとした姿勢で聴くことができました。とても立派でしたね。

 研究授業の話し合いでは,多くのお褒めの言葉とご助言をいただきました。





 今後の授業改善と,先生方の授業力向上に活かしてまいります。

 「石狩市防災教育プロジェクトチーム」に関わる多くの関係機関の皆様,教育関係機関の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。